お盆の盆花、ご仏壇にお供えする仏壇花(仏花)、法事法要のお供え花などでお花を選ぶとき、「お供えするお花は生花でなければいけないの?」といったお声をよくお聞きします。
実は、必ずしもそういうわけではありません。お供え花も気持ちですから、造花やプリザーブドフラワーのお花でも問題ありません。
ちなみに、プリザーブドフラワーとは、生花を特殊加工し、生花のような美しさとみずみずしさを長期間保てるようにしたお花のことです。造花と同じように、水やりの必要がありません。
本物の生花を使用していますので、まるで水分を含んでいるかのようなみずみずしさや、鮮やかな色のお花は、造花ともドライフラワーとも異なります。
近年では、忙しかったり日々の水やりなどの管理が難しかったりする場合は、お手入れ不要の造花やプリザーブドフラワーを選ばれる方が増えています。
特に夏の暑い時期は、生花だと傷みが早く、いつも以上に頻繁にお手入れが必要となることから、プリザーブドフラワーをおすすめする場合も多々あります。
また、プリザーブドフラワーのアレンジは、コンパクトに作られることが多い(大きく作ることも可能ですが、かなり高額になります)ので、置く場所が限られている場合などにも好まれます。
しかし、初盆や年忌法要の当日にお供えするお花はプリザーブドフラワーでは、コンパクトであるが故に、少し物足りなさがあるかもしれません。そのまま飾れる生花アレンジメントや胡蝶蘭をお選びいただく方が多いです。
余談ですが、実は、花三喜の生花アレンジメントのご注文では、お供えアレンジメントが全体の43%を占めており、最も注文率が高かったりします。
あまり仰々しくしたくないという場合やお相手の宗教が不明な場合などは、プリザーブドフラワーのアレンジの方が良いかもしれません。
また、命日や月命日に直接お宅に伺えない場合など、逝去されてから月日が経った方へ贈る際は「お供え」というよりもご家族の気持ちを和ませるような意味合いが強いので、ご仏壇への仏花としてプリザーブドフラワーのアレンジをお贈りしてもいいかと思います。
お供え・お悔やみのお花は生花でも造花やプリザーブドフラワーでも状況に応じてお選びいただいて構いません。故人を偲び、お悔やみの気持ちを込めてお贈りすることが最も大切だと思います。
花三喜では、このような場面で、どういったお花を贈ったらいいかわからない、という方のご相談を無料で承っております。
ご相談後、購入に至らなかった場合ももちろん料金はいただきません。
まずはご相談ください。