お部屋をお洒落に彩るインテリアグリーン。
店頭のポップやインターネットで検索しても「観葉植物で癒しを…」なんていう言葉がたくさん見受けられますよね。
たしかに、「森林浴」なんてことも言いますし、光合成で二酸化炭素を吸収し、酸素を放出することから、空気清浄=癒されると表現されているものもあるでしょう。
植物を見たり、自然を感じたりすることで、気持ちとしては「癒されている」ように感じますよね。
しかし、本当に「癒されて」いるのでしょうか?…なんて、疑問に思ったことはありませんか?
私はけっこう疑り深いので、「なんとなく、気持ち的にそう感じているような気がしてるだけなのでは?」「キャッチーな言葉を使いたいだけじゃないの?」なんて思っていました。
ところが!!
同じような疑問を持った偉い方(大学の先生)が、ちゃんと研究してくださっていました!
千葉大学大学院准教授の岩崎寛(いわさき ゆたか)氏らが2006年に発表した研究 1) では、同じ屋内空間で観葉植物が視野に入るグループと、そうでないグループに分けて、植物の有無が人のストレスホルモンに与える影響を調査されています。
すると、観葉植物が視野に入るグループは、ないグループに比べて、ストレスホルモンが減少したそうです。
つまり、観葉植物を見ることで、ストレス緩和効果があったということがわかったわけです。
しかも、これは、「なんとなく」ではなく、人間の生理的反応にも作用しているということから、「観葉植物を見ると本当に(生理的にも)ストレスが緩和される」ということが科学的に証明されたわけです。
※実験の詳しい内容はこちらからご覧いただけます。
「屋内空間における植物のストレス緩和効果に関する実験」(2006 , 岩崎寛ら)
疑ってごめんなさい、という他ありません(笑)
しかし、これで、安心して皆さまに「観葉植物を見て癒されてください」とお伝えすることができますね♪
お仕事で毎日お疲れの方には、声を大にしてお伝えしたいです。
「お部屋に観葉植物を飾りませんか?」
▼失敗しない観葉植物の選び方はこちら
参考文献
1)岩崎 寛、山本 聡、権 孝姃、渡邉 幹夫(2006):屋内空間における植物のストレス緩和効果に関する実験
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