お店の開店・開業、移転・引っ越し、新築、就任・昇格、退職・異動、結婚、出産などなど様々なお祝い事には贈り物がつきもの。
でも、「何を贈ったらいいんだろう？」、
「予算はどれくらいで考えておけばいい？」
そんなお悩みを抱えられている方へ、花三喜があなたに最適なフラワーギフトをご提案します。
もし「胡蝶蘭を贈っておけばいいんじゃない？」なんて安易に考えられているとしたら、それはちょっと横暴かもしれませんよ。せっかく贈るのであれば、相手の方に喜んでいただけるものを贈りましょう。
そのためには、相手の事情や状況をしっかり把握し、何が一番最適かを考慮して選んで下さいね。
ここでは、開店・開業にともなうお祝いとして贈るフラワーギフトについて、ご紹介します。
※今回は、個人店や小・中規模の企業などへの贈り物を想定していますので、スタンド花については割愛します。
１．胡蝶蘭
やっぱり、胡蝶蘭なんじゃないか！
そうです。開店や開業のお祝いのお花として最も王道なものは、やはり胡蝶蘭です。圧倒的な存在感がありますし、華やかさと高級感は群を抜いています。盛大な祝福に花を添えるにふさわしい贈り物だと思います。
また、お手入れが簡単なこと、お花が長持ちすることなども胡蝶蘭が贈り物として喜ばれる理由です。
さらに、胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」なので、開店・開業のお祝いにピッタリだ、とお選びいただく方が多いのです。
しかし、その豪華さ故に、好ましくない場合もあります。
例えば、店舗や事務所の広さによっては、置く場所が確保できず、むしろ迷惑と思われる可能性もあります。
置ける場所があるかどうか、というのは贈る前に最低限知っておきたい情報ですね。
胡蝶蘭の値段は、お察しの通り、どちらかというと高額なものが多いです。花茎の数（３本立ちや５本立ちなど）やお花の大きさなどによっても異なるので、詳しくは別の記事でご説明します（「胡蝶蘭の３本立ちとか５本立ちって何？」）。
花びらの大きな大輪の胡蝶蘭は会社名で贈られる場合が多いですね。
２．生花アレンジメント
贈る花に個性を出したい場合は、生花アレンジメントがオススメです。
お相手の好きな花や好きな色、お店の雰囲気などによって、使用するお花を変えてアレンジすることができるので、オリジナリティを出しやすいのが特徴です。
お相手のことをよく知っているような関係性の場合は、生花アレンジメントで祝福の気持ちを表現すると、とても喜ばれます。
ただ、こちらも大きくなってくると置き場所に困る場合があるので、注意が必要です。
また、飲食店や病院などは香りや花粉などがついた「生花アレンジメント」は嫌がられる場合があります。飲食店や病院の開店・開院の贈り物の場合は、生花アレンジメントは避けた方が無難でしょう。（どうしても華やかさがほしいという場合は、胡蝶蘭をおすすめします。胡蝶蘭なら香りや花粉がありませんので、飲食店や病院のお祝いとしてもお贈りすることができます。）
生花アレンジメントを贈られる場合、予算は5,000円～10,000円で考えられる方が多いようです。
３．観葉植物
贈り物としてオシャレなのは観葉植物ですね。
観葉植物は、贈った後もそのままお店や事務所のインテリアグリーンとして長く飾っていただくことができるのが魅力です。お店の雰囲気にあったものや、花言葉で縁起のいいもの、今後の活躍をお祈りするようなものをお選びいただくのもよいかと思います。
また、単体では少し寂しいという場合は、複数の植物の寄せ植えもあります。華やかさが増すので、お祝いの贈り物として大変人気です。
ただ、中には育て方が比較的難しいものや、寒さに弱いもの、葉が落ちやすいものなどもあります。そのあたりも考慮してお選びいただくと良いかと思います。
もちろん、置くスペースに関しては胡蝶蘭や生花アレンジメントと同じです。必ず事前に把握しておくことをおすすめします。
観葉植物は8,000～10,000円前後で考えられる方が多いです。10,000円以上になると、尺鉢（10号鉢）をご用意できるので、高さもあって見栄えの良い観葉植物をお選びいただくことができます。
４．プリザーブドフラワーのアレンジ
例えば、飲食店や病院など生花がＮＧな場所への贈り物、観葉植物などを置くスペースの確保が難しい場合などには、プリザーブドフラワーのアレンジメントがオススメです。
基本的に、コンパクトな仕上がりになるため、置く場所を選びません。
そして、なんといってもお手入れ不要で長期間飾ることができる「枯れないお花」というのがプリザーブドフラワーの最大の魅力です。造花とも異なり、生花のような「みずみずしさ」を保ったままのプリザーブドフラワーは、鮮やかな色合いと美しさが特徴であり、生花と比べても遜色ない華やかさがあります。
例えば、受付カウンターの卓上に置いたり、壁に飾ったりして訪問者をお出迎えするお花として長くご活用いただくことなどもできるので、受け取られた方も嫌がる理由がありません。（デザイン性などはまた別の問題ですよ。）
プリザーブドフラワーのデメリットは、盛大さに欠けることでしょうか。お祝いの札を付けることも難しいことから、企業としての贈り物には不向きかと思いますが、個人的なお付き合いのある方への贈りものなどには、現在、最も人気の高いフラワーギフトとなっています。
金額としては、5,000円～10,000円前後が多いです。プリザーブドフラワーは、大きさの割には高価であることを念頭に、お選びいただくと良いかと思います。（詳しくは「プリザーブドフラワーはどうして高いの？」を参照）
ここまで開店・開業のお祝いに贈るフラワーギフトをご紹介してきました。
「お祝い花は胡蝶蘭！」と決めつけるのではなく、お相手との関係性、お店の雰囲気、飾り場所などによって贈るものを変えていただく（つまり相手に配慮していることが伝わる）方が、お相手の方も喜ばれるのではないでしょうか。
何よりもお相手のことを一番に考えてお選びいただくことが最良かと思います。
花三喜では、どういったお花を贈ったらいいかわからない、という方のご相談を無料で承っております。お相手が本当に喜ばれるものは何かを一緒に悩みましょう。
まずはご相談ください。
※花三喜で対応していない商品をご提案させていただいた場合は、お客様ご自身で他店商品をお探しいただくことになりますので、ご了承ください。
