送別や退職のお祝いにお花を贈ることは多いと思いますが、花束、生花アレンジメント、プリザーブドフラワーなど、たくさんあるフラワーギフトの中から、皆さんは何を決め手に選んでいますか?
「花束1択!」でもいいんですけど、せっかくなら色んな情報を得たうえでお選びいただいた方が、結果として「花束を選んだ理由」にもつながっていくかな、と思います。
ここでは、何を基準に選んだらいいか、というポイントをお伝えしていきますね。
1.定番はやっぱり花束(生花)
送別のフラワーギフトの王道は、やっぱり花束ですよね。
それに異論はありません。花三喜が承る、送別や退職祝いとしてのご注文では、半分以上が「花束」のご依頼ですしね。
ちなみに、金額としては2,000~3,000円代のご注文が最も多く、続いて5,000円代が多くなっています。
まず、花束が選ばれる一番の理由は、送別会などでお渡しするときに、一番「映える」からでしょう。
大きくて豪華な花束は、写真撮影の際にも見栄えが良く、盛大な「贈呈」のシーンを演出するには欠かせないものですよね。
花束の中でも、金額が5,000円以上になる場合は、長丈(ながたけ)の花束をおすすめします。
ただ、大きな花束になると、当然重くもなりますし、何よりかさばってしまい、持ち帰るのが大変・・・というデメリットもありますので、ご注意ください。
花束には、「ラウンドブーケ」というタイプのものもあり、こちらはお花の長さ(頭)を合わせて作るので、比較的コンパクトに作られます。
かさばらず、持ち運びに便利という利点があり、送別などの場合は、一般的にはこちらで作られることが多いと思います。
花束の選び方については、こちらに詳しく書いていますので、ぜひこちらもご覧ください。
「贈呈」という場面をしっかり演出したい場合などは、やはり花束がいいかと思います。
2.プリザーブドフラワーの人気が上昇中!
花三喜の送別・退職祝いとしてのご注文で、花束の次に多いのは、じつはプリザーブドフラワーなんです。
生花との大きな違いは、やはりお花を楽しめる期間ですね。
生花の場合は、楽しめる期間は2~3週間というところですが、プリザーブドフラワーは平均して1~2年、みずみずしくて美しい状態を保つことができます。
思い出と一緒に長く飾っていただけるプリザーブドフラワーは、お祝いや記念日などのフラワーギフトの定番になりつつあります。
「教えて花三喜」でも何度も出てきますが、プリザーブドフラワーのデメリットは高価なこと。(「プリザはなぜ高い?」参照)
また、フレームや器に入れてアレンジするので、作品自体がとてもコンパクトなものが多いです。
そのため、花束のような豪華な贈呈シーンを演出することはできません。
どちらかというと、「記念品」や「プレゼント」としての位置づけでお渡しされる場合にお選びいただくことが多いかと思います。
3.お手入れが簡単なのは、生花アレンジメント
こちらは花束と同じように生花を使って作りますが、花束との大きな違いは、カゴなどの器に入っていること。
持ち帰った状態のままで飾ることができるのが生花アレンジメントの最大の特長です。
花束だと、どうしても自宅に持ち帰った後に花瓶に移し替えるなどしなければなりませんが、その必要がないというのは大きなメリットですよね。また、ご自宅での管理も、時々水をあげるだけでいいので、とても簡単です。
ただ、カゴの中にはある程度水を入れていますので、傾けてしまうと水がこぼれてしまう恐れがあります。また、吸水性のスポンジもしっかり水を吸っていますので、花束に比べると重くなるという、持ち運びの面で少々デメリットがあります。
その他、カゴの代金分、花束より金額が少し高くなることも気を付けなければなりません。
同じ3,000円で注文したとしたら、花束よりアレンジメントの方がお花の本数が少なくなる場合があります。
そんなに大きくは変わりませんけどね。
送別・退職のフラワーギフトを選ぶポイントは、①渡すときのシチュエーションまたは②持ち帰った後の楽しみ方のどちらに重きを置くかによってお選びいただくと良いかと思います。
花三喜では、このような場面で、どういったお花を贈ったらいいかわからない、という方のご相談を無料で承っております。
ご相談後、購入に至らなかった場合ももちろん料金はいただきません。
まずはご相談ください。